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11/29/2004

"pros and cons"、"nature and nurture"とはどういう意味か?

日本語では、「大小」、「上下」、「開閉」など、反対の意味の漢字を重ねて使うことがよくありますが、英語でも"here and there":「あちらこちらに」など、似たような表現が多く存在します。今日はそんな中より出題。"pros and cons"、"nature and nurture"とはどういう意味でしょうか?


<解答>

 "pros and cons":「賛否、是非、良い点と悪い点」

ラテン語の"pro"="for":「賛成の」"con"="against":「反対の」から派生した表現です。

 "They discussed the pros and cons of capital punishment."
 「彼らは極刑(死刑)の是非について議論した」

ちなみに、"pro-choice"とは「(妊娠を継続するか)選択できることに賛成の」という意味より、「妊娠中絶合法化支持のという意味になります。この対義語としては、"pro-life":「人命尊重に賛成の」=「妊娠中絶合法化に反対のが使われます。


 "nature and nurture":「氏と育ち、遺伝と環境」

"by nature":「生来、生まれつき」という表現から分かるように、"nature"とは「生まれつき持っている性質」を指しますが、これと対になる「生まれた後に獲得する性質」という意味で、綴りが似た"nurture":「養育、教育」が使われます。このため、"nature and nurture"は、「氏(家系)と育ち」、「遺伝と環境」:"inheritance and environment"といった意味でよく使われます。

 "Both nature and nurture factors
     contribute to the development of a human being."
 「遺伝も環境も人間の発育に関与する要素である」

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11/28/2004

"pathetic"、"buoyant"とはどういう意味か?

英単語って、覚えても覚えても悲しいかなすぐ忘れてしまうんですよね(笑)。しかし、あるきっかけでその意味を連想できるようになると、強く頭に残すことが出来ます。今日はそんな一例。"pathetic"、"buoyant"とは一体どういう意味でしょうか?


<解答>

 "pathetic":「哀れを誘う、悲しい」

この形容詞の元になっている名詞は"pathos"です…と、アルファベットで書かれるとピンと来づらいですが、「ペーソス」=「哀愁、物悲しさ」と言われると、「ああ!」となるかもしれません。

 "The most pathetic person in the world is
       someone who has sight, but has no vision."
 「世界で最も哀れな人とは、
      目は見えるのに夢(ビジョン)を持っていない人だ」
                                -Helen Keller-

ちなみに、"pathos"とはギリシャ語で「感情」という意味で、「哀愁、物悲しさ」以外に、「論理で割り切れない激情、情念」という意味も持っています。こちらもまた「パトス」という日本語になっていますね。


 "buoyant":「浮力・回復力のある、値が上がり気味の」

この形容詞の元になっている名詞は"buoy"です…と、これまたアルファベットで見るとピンと来づらいですが、「ブイ」=「くさりによって海底に固定された浮標」と言われると、"buoyant"という言葉の意味がすぐ浮かんでくると思います。

 "The buoyant force equals the weight of the fluid displaced."
 「浮力は、その物体が押しのけた液体の重さに等しい」

 "The world economy does not look as buoyant as it was last year."
 「現在の世界経済は、去年ほどの上り調子にないようだ」

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11/26/2004

"xenophobia"、"anthropophobia"、"hydrophobia"とはどういう意味か?

昨日に引き続き、「恐怖症」のお話です。
ということでさっそく本日の問題。"xenophobia"、 "anthropophobia"、 "hydrophobia"とはどういう意味でしょうか?


<解答>

 "xenophobia":「外人恐怖症、他人恐怖症」

これは、ギリシャ語の"xenos":「外人、見知らぬ人」から来ています。ちなみに、原子番号54の希ガス「キセノン」:"xenon"(ただし発音はズェナン、ズィーナン)も語源は同じで、揮発しにくい「変わったモノ」という意味です。


 "anthropophobia":「対人恐怖症」

こちらも語源はギリシャ語で、"anthropinos":「人間」に由来しています。"anthropo-"という接頭語を持つ言葉はこれ以外にも、"anthropology":「人類学」"anthropoid":「(チンパンジー、ゴリラなど)類人猿」などがあります。


 "hydrophobia":「水恐怖症、狂犬病(恐水病)」

これまたギリシャ語の"hudor":「水」に由来しています。これと同じ語源を持つ言葉は、「水素」:"hydrogen"(雨天の高速走行時に雨が薄膜となってハンドルがききにくくなる)ハイドロプレーニングを起こす」:"hydroplane"などがあります。

ちなみに、「狂犬病」:"rabies"も"hydrophobia"と呼ばれることがあります。これは特に、「狂犬病」の急性症状である「恐水病」(水を飲もうとしたり冷たい空気にさらされると異常な恐水発作を起こす)を指すようです。

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11/25/2004

「高所恐怖症」「閉所恐怖症」を英語で何と言うか?

今日はいろんな「恐怖症」に関する英語です。ということで本日の問題。「高所恐怖症」「閉所恐怖症」を英語で何と言うでしょうか?


<解答>

 「高所恐怖症」:"acrophobia"

英語で「恐怖症、病的恐怖」は"phobia"(ギリシャ語で「恐怖」:"phobos"が語源)と言います。

"acrophobia"の"acro"は、ギリシャ語の"akros":「高い」aは、aの上に'が付いたもの)に由来すると言われています。同じ語源を持つものとしては、"acropolis":「アクロポリス」(パルテノン神殿の所在地、アテネの高台にあった)、"acrobat":「アクロバット」などが挙げられます。
なお、高所恐怖症には"altophobia"(ラテン語で"altus":「高い」)という用語もあるようです。

ちなみに、"batophobia"も「高所恐怖症」と訳されることがありますが、こちらは「高層ビルや山など非常に高いものが近くにあることで感じる恐怖症」といった意味のようです。


 「閉所恐怖症」:"claustrophobia"

"claustrophobia"の"claustro"は、ラテン語の"claustrum":「閉所」から来ています。

「閉所恐怖症」と聞くと、多くの人が「うる星やつら」の面堂を思い出し、「暗いの怖いよ~、狭いの怖いよ~」というセリフと共に「暗所恐怖症」という言葉を思い出されるかもしれません(笑)。ということでついでに言うと、「暗所恐怖症」は"nyctophobia"(ギリシャ語の「夜」:"nychta"が語源と言われている)や"scotophobia"(ギリシャ語の「暗さ」:"skotos"より)と言うようです。

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11/12/2004

「長方形」「菱形」「平行四辺形」「台形」を英語で何と言うか?

さて、昨日は三角形の話でしたので、今日は四角形の話です(安直!)。
「正方形」を英語で"square"と言うのは皆さんご存じかと思いますが、さてここで問題。正方形以外の代表的な四角形、「長方形」「菱形」「平行四辺形」「台形」を英語で何と言うのでしょうか?


<解答>

 「長方形」:"rectangle"

ラテン語のまっすぐな角(angle)」という言葉がもとになっています。これと同じ語源を持つ言葉としては、「直腸」:"rectum"「改正・矯正・修正する」:"rectify"が挙げられます。

 「菱形」:"diamond"、"rhombus"、"lozenge"

トランプのマークでお馴染みのように、"diamond"で「菱形」という意味がありますが、数学的に「菱形」を言う場合は一般的に"rhombus"という言葉を用います。また、"lozenge"という表現もありますが、この言葉はさらに「(咳止めなどの)薬用ドロップ、トローチ」という意味も持っています。もともと、その手の薬が菱形をしていたためだそうです。

 「平行四辺形」:"parallelogram"

スキーなどに詳しい方はご存じかもしれませんが、"parallel"は「平行」という意味です。そして"-gram"という接尾語は「書いた(描いた)もの」という意味があります(例えば、"diagram":「図形」、"telegram":「電報」など)。つまり、「平行で描いたもの」という、とってもそのままの意味なのですね(笑)。

 「台形」:"(米) trapezoid (英)trapezium"

これらは、ギリシャ語で"table"を意味する"trapeza"が語源と言われています。日本語では「台形」ですが、英語では「テーブル形」なのですね。

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11/11/2004

「合同」「相似」を英語で何と言うか?

さて、今日は数学のお話です。その図形を適当に移動すると、もう一つの図形とぴったり重なり合うこと、つまり形も大きさも同じ図形を「合同」、一方を拡大・縮小すると合同な関係になる図形を「相似」であると言います。さて、このような「合同」「相似」を英語では何と言うのでしょうか?


<解答>

 「合同」:"congruence"  「相似」:"similarity"

"similar"は皆さんよくご存じにように「類似した」という形容詞ですが、数学的には「相似な」という意味になります。同様に、"congruent"は、「一致した、適合した」という一般的な意味と、「合同な」という数学的な意味の両方で用いられます(「一致した、適合した」という意味では"congruous"という形もあります)。

中学校で習った三角形の合同条件、相似条件を英語で言うと、以下のような感じになります。

If two sides and the included angle of one triangle are congruent to the corresponding parts of another triangle, the triangles are congruent.
「2つの三角形で2辺とそのなす角が等しければ、これらの三角形は合同である」

Given triangle ABC and triangle DEF, if two pair of corresponding angles are congruent, the triangles are similar.
「△ABCと△DEFで、対応する2つの角が等しければ、これらの三角形は相似である」

平面図形の「辺」は"side"、「(2辺が)なす角」は"included angle"という表現をするのですね。
ついでに言うと、「二等辺三角形」は"isoscales triangle"、「正三角形」は"regular triangle"、または"equilateral triangle"と言います。

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11/10/2004

"abs"、"pecs"、"midriff"とはどういう意味か?

いやあ、もうすっかり秋も終わろうとしていますね。アメリカで生活していると、なかなか日本の味覚を堪能する間もないまま一気に冬ですから、何か寂しくなってしまいます。ああ、サンマとか柿とか食べたい!(笑)
さて、本日は「秋」つながりで問題など。"abs"、"pecs"、"midriff"とはいったいどういう意味でしょうか?ヒントは、「~~の秋」です…って、これだけじゃ分からないって!(笑)


<解答>

 "abs"(abdominal muscle):「腹筋」

 "pecs"(pectoral muscle):「胸筋」

 "midriff":「横隔膜、胴体の中部」

「スポーツの秋」にちなんで、今回は筋肉などに関する英語を取り上げます。

"abs"、"pecs"はカッコ付けで書いた方が正式名称なのですが、最近では略して言われることが多くなっています("ab"、"pec"が基本の省略形ですが、一般にこれらは複数形で表現されます)。一時期テレビショッピングを賑わせた、「電気刺激で腹筋を動かすため、腹部に巻くだけで腹筋運動と同じ効果がある!」というアブトロニック(Abtronic)アブソニック(Absonic)の"ab"はこれですね。

ちなみに、"abdominal"、"pectoral"という形容詞は、"abdominal breathing":「腹式呼吸」"pectoral fin":「(魚などの)胸びれ」といった形でも使われます。

"midriff"とは、本来は「横隔膜」を指す専門用語なのですが(その意味では、"diaphragm"と同意)、日常会話の中では「胴体の中部、腹部付近」のこととしてよく使われます。アメリカにいると、ちょっとかがんだりすると腹部が見えるような格好の女性をよく見かけますが、これもファッションの一つのようです。

 "It's trendy for girls to expose their midriff."
 「女の子達の間では、腹部を晒すような格好が流行っている」

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11/09/2004

"file"、"level"、"hex key"とはどういう意味か?

いきなりですが、まずは本日の問題。"file"、"level"、"hex key"とはどういう意味でしょうか?ちなみに私、渡米直後にこの関係の英語でかなり苦労した経験があります、とヒントなのか何なのか分からないコメントを付け加えておきます(笑)。


<解答>

 "file":「やすり」  "level":「水準器」

 "hex key":「六角レンチ」

そうです。これらは全て「工具(tools)」に関する英語なのです。

やすりでも、目の粗いもの(石目やすりなど)を"rasp"、細かいものを"file"と言うようです。なお、"rasp"、"file"は「やすりをかける」という動詞にもなります。ちなみに、爪を研ぐやすりは"nail file"と表現します。

"level"と言うと、日本語では「レベルが高い(低い)」など「程度、段階」といった意味でよく使われますが、英語では「水平(線)」「(水平面の)高さ」という意味でもよく使われます。その延長で、測量などで使う「水準器」も"level"で表現できます。ちなみに、水準器の中の液体はアルコールが使われていることが多いのですが、このようなものを特に「アルコール水準器」:"spirit level"と言います。

六角レンチは"hex key (wrench)"と言ったり、Allen Manufacturing Company社の登録商標より"Allen key (wrench)"と言ったりします。もちろん、"hex"は"hexagonal":「六角形(の)」ですね。

なお、「レンチ」と言うと「ボルト、ナットなどを回すための工具」なのですが、日本では「スパナ」という言葉も利用されます。辞書で調べると、"wrench"が米語、"spanner"が英語ということのようで、日本ではこれらが混在して使われているのですね。

ちなみに、レンチの二面幅を自由に変えられるものを「モンキーレンチ」:"monkey wrench"と言いますが、この語源は「ハンドルが自由に動く様子が猿のおもちゃに似ているから」「『猿でも使える』工具だから」などという説もありますが、「発明者の名前(Charles Moncky)に由来する」という説が有力です。ただし、私がDIYの店などで見た限りでは、現在は"adjustable wrench"という名称が一般的なようです。

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11/08/2004

「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」を英語で何と言うか?

小学校で習うような簡単なことでも、英語で言おうとすると困ってしまうことが結構あります。今日はそんな一例。算数で習う「足し算」「引き算」「掛け算」「割り算」を英語で何と言うのでしょうか?


<解答>

 「足し算」:"addition" 「引き算」:"subtraction"

 「掛け算」:"multiplication" 「割り算」:"division"

それぞれ、"add"、"subtract"、"multiply"、"divide"で「足す」「引く」「掛ける」「割る」という動詞になります。ただし、「足し算」「引き算」の場合は、"plus""minus"を使った表現の方が分かりやすいかもしれません。

 「5+3=8」:"3 added to 5 makes 8."、"5 plus 3 is 8."

 「5-3=2」:"3 subtracted from 5 leaves 2"、"5 minus 3 is 2."

 「5×3=15」:"5 multiplied by 3 is 15."

 「15÷5=3」:"15 divided by 5 is 3."

なお、「和」「差」「積」「商」はそれぞれ"summation"、"difference"、"product"、"quotient"と表現します。また、割り算の「余り」は"remainder"と言います。

ちなみに、「±5」を日本語では「プラスマイナス5」と読みますが、英語では"plus or minus 5"と"or"が必要になります。

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11/07/2004

"zoom"、"fizz"、"flash"、"scream"のうち、擬音語はどれか?

ここ数日更新できなくて申し訳ありませんでした。ちょっと風邪を引いて寝込んでいたもので…
気候の変化が激しい今日この頃、皆様も体調には十分お気をつけ下さいませ。
ということで元気にまいりましょう!(´∀`)ノ

"bang":「ドンドン叩く、ズドンと発砲する」、"beep":「ピーという音を出す」、"buzz":「(機械、虫などが)ブンブン言う」など、音をもとにした言葉(擬音語)は英語にもいろいろと存在します。"cough":「咳をする」、"hiccup":「しゃっくりをする」も、もとは擬音語と言われています。
さて本日の問題。"zoom"、"fizz"、"flash"、"scream"の中に擬音語がありますが、果たしてどれでしょうか?


<解答>

 "zoom"、"fizz"、"flash"、"scream":全てが擬音語

多くの方が予想されたかと思いますが(笑)、実は全て擬音語なのです。

"zoom"と聞くと、多くの人がカメラのズーム("zoom in"、"zoom out")を思い浮かべるかと思いますが、もともとは「ブーンという音(を立てる)」という意味です。

"fizz"は、「ジンフィズ」などの飲み物の名前で有名ですが、こちらは「(飲み物などが)シューッと言う」というのが基本の意味になります。そこから、発泡性飲料(effervescent beverage)という意味が出来たのですね。

"flash"は、「『パッ』『ピカッ』と光る」ことで、そこから「ひらめき」「瞬間」という意味にもなっています。もちろん、カメラの「フラッシュ」はこれですね。

"scream"「(恐怖で)キャーッと叫ぶ、(風が)ヒューヒュー吹く」という意味です。そう言えば、「スクリーム」というホラー映画もありましたね。

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11/03/2004

"laser"、"radar"、"scuba"とはどういう意味か?

日本でもよく聞く、「レーザー(光線)」「(雨雲)レーダー」「スキューバ(ダイビング)」という言葉があります。これらにはある共通点があるのですが…さて本日の問題。"laser"、"radar"、"scuba"とは一体どういう意味なのでしょうか?


<解答>

 「レーザー」:「輻射の誘導放出による光の増幅」
 "laser":"light amplification by stimulated emission of radiation"

物質は、「反転分布」と呼ばれる状態が作られると「誘導放出」がなだれ現象的に起こり「増幅」され、強力な光を放出することができます…とこの手の説明は別サイトに任せて(笑)。つまり、「レーザー」:"laser"とはそのような光を作り出す原理・方法を説明した言葉の「頭字語」:"acronym"なのです。日本語では、「レーザー光」:「レーザーの原理で作り出された、波長の揃った指向性の強い光」のことを単に「レーザー」と言ったりしますが、「レーザー」と「レーザー光」とは厳密には違うのですね。


 「レーダー」:「電波(無線)による対象物検知、位置検知」
 "radar":"radio detecting and ranging"

「レーダー」とは、発信されたレーダー電波が対象物に当たって返ってきた時、その方向から対象物の位置を知り、その時間差から対象物までの距離を検知するという技術です。今や、気象レーダーや航空管制用レーダー等ですっかりお馴染みですが、実はこれも"acronym"だったのですね。


 「スキューバ」:「自給式水中呼吸装置」
 "scuba":"self-contained underwater breathing apparatus"

実はこちらも"acronym"だったのです。日本では、「スキューバダイビング」のことを「スキューバ」と短縮して言ったりしますが、これだけだと本来は装置のコトしか指さないのですね。ちなみに、「アクアラング」とはフランス人によって開発された「スキューバ」(装置)の一種で、もともとはその登録商標だったのですが、今では一般名詞的に使われていますね。

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11/02/2004

「アンケート」「オルゴール」「マロン」を英語で何と言うか?

さて、今日も「英語として通じそうで通じない」言葉を取り上げます。
さっそく本日の問題。「アンケート」「オルゴール」「マロン(栗)」を英語で何と言うのでしょうか?


<解答>

 「アンケート」:"questionnaire"

「アンケート」:"enquete"(下線は^の付いたe)とはもともとフランス語で、英語で言うと"inquiry":「質問、調査」という意味です。

 "Please fill out the following questionnaire."
  「以下のアンケートにお答え下さい」


 「オルゴール」:"music [/musical] box"

「オルゴール」:"orgel"とはオランダ語で「オルガン」を意味する言葉です。その昔、足踏みオルガンと同じ原理で音を出す自動演奏装置が「オルゴール」と呼ばれていた訳ですが、日本では自動演奏装置一般について「オルゴール」という言葉が広く使用されるようになったものと考えられています。


 「マロン(栗)」:"chestnut"

「マロン」:"marron"とはフランス語です。分かってはいるものの、ついつい"marron"って言っちゃうんですよね(笑)。ちなみに、「栗ごはん」は"rice cooked [/boiled] with chestnuts"などと言うようです。
また、"chestnut"には、「陳腐な話, 古くさいしゃれ」という口語的な意味もあります。

 "They are still arguing the old chestnut, 'What is life?' "
 「ヤツらはまだ『人生とは何ぞや』なんて使い古された議論をしている」


<以下、11/9に追記>
osujgさんより、「アンケートは"questionnaire"より"survey"の方がよく使うと思う」というコメントを頂きました。確かに、"questionnaire"は「質問一覧、アンケート用紙」といった意味合いが強く、「アンケート調査」という場合は"survey"の方が適切なようです。ちなみに、"questionnaire"を英英辞典で調べると、"A form containing a set of questions, especially one addressed to a statistically significant number of subjects as a way of gathering information for a survey"とあります。

貴重なコメントありがとうございました!

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11/01/2004

"student wannabe"、"(her) late husband"、"sci-fi"とはどういう意味か?

今日は、ちょっと変わった題材で話を進めたいと思います(笑)。
日本のアニメはアメリカでも人気があって、多くの作品がアメリカでも発売されています。高橋留美子先生の「めぞん一刻」もそんなアニメの一つで、Amazon.comでもDVDを購入できるのですが、今日はそのサイトの紹介文(Editorial Reviews)に出てきた表現をいくつか取り上げます。
ということで本日の問題。"student wannabe"、"(her) late husband"、"sci-fi"とはどういう意味なのでしょうか?


<解答>

 "student wannabe":「浪人生」

"wannabe"とは、"One who aspires to a role or position":「役割、地位、職などを熱望する人」という意味がありますので、"student wannabe"で「学生になりたくて仕方がない人」といった感じになるのですね。

 "'Ronin' (a student wannabe) Godai finally succeeds in getting into college, ..."
  「浪人生五代はついに大学に合格する(が…)」


 "(her) late husband":「(彼女の)亡き夫」

"late"とは、「遅い」「最近の」以外に「(最近)亡くなった」という意味も持っています。

 "Kyoko's memories of her late husband"
  「響子さんの、亡き夫との想い出」


 "sci-fi":「SF、サイエンスフィクション」

日本では"SF"と略されるのが普通ですが、アメリカでは"sci-fi"と略されることがよくあります。

ちなみに、最近流行の"Wi-fi"と言うと"Wireless fidelity"の略称で、無線LANの標準規格のブランド名です。"fidelity"とは「(人・主義などへの)忠実, 忠誠」という意味で、放送・通信などの世界では「(音、データなどの再生の)忠実度」という意味で使われます。ビデオなどで「ハイファイ(Hi-fi)」というものがありますが、これはまさに「音再生忠実度が高い」、すなわち「高音質」という意味になるのですね。

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